防犯対策をしていない家

これだけ犯罪が多い東京に暮らしながら、いまだに防犯対策をされていないお宅がたくさんあります。
国土交通省などが補助錠の利用などを促しているにもかかわらず、何十年も前の鍵をそのまま利用している方がいるのはどうしてでしょう。
何十年も前に建てられたマンションや一戸建てに暮らしている方のなかには、いままで何もなかったのだからこのままでいいと思われている方が多いようです。
自分には防犯なんて関係ないと思われているのなら、いつ犯罪に巻き込まれるかわからない東京に住んでいるのですからその考えは間違っています。
賃貸だからそのうち引越しするから無駄になると思われているとしたら、引越す前に被害に遭ったらどうするのでしょう。
防犯対策をしていない家に住みながら、不安を感じていないとしたら後から後悔することになりかねません。

共同住宅の防犯対策

マンションやアパートなどの防犯対策は、そこに住まわれている方すべての共同責任です。
個別で対策をすることも大切ですが、鍵などの補強をする場合は国土交通省が出している防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針を目安にしましょう。
賃貸の場合、補強や防犯は大家さんの責任ですが、多額の費用が掛かることから放置されている大家さんもいます。
防犯基準を満たすように、住民が一致協力することも大切です。

防犯効果が高い1ドア2ロック

1ドア2ロックとは、1つの扉に2つの鍵を取り付けることを指します。
扉に2つの鍵を取り付けることで防犯効果をかなり高めることができるため、国土交通省や警視庁などが推進している対策法です。
補助錠なら簡単に取り付けられ、玄関扉を交換するよりもずっと安価に実施することができます。
ピッキングやサムターン回しなどの侵入犯は、開錠に5分以上かかると諦める確率が高いと言われています。
穴が2つあればこじ開ける時間が倍かかるわけですから、開錠に5分以上かかると判断する侵入犯が多くなるでしょう。
鍵専門業者に依頼すれば、簡単に1ドア2ロックにできますから、防犯対策をお考えならぜひ検討してみてください。