私には小学生から付き合いのある親友がいます。
その人は現在合鍵と靴修理の店のパートという立場でありながら店長をしています。
その業界で働き始めて十数年経つというベテランです。
初めはアルバイトから始めた仕事ですが、元々手先が器用だったこともあり、現在ではしっかりと手に職をつけたという感じです。
ちなみに私の現在住んでいる住居はスウェーデン製のドアなのですが、それに付属していた鍵をちらっと見せたところ、すぐにそのメーカーを言い当てていました。
その店のオーナーの方も親友の腕に大きな信頼を寄せているからこそ、パートでの店長という責任ある立場への抜擢だったのだと思います。
十数年も業界にいると相当詳しくなっているようです。
いずれ独立して自分の店を構えることもできるようで、今後の活躍が楽しみです。
その親友は東京の渋谷にある店で働き始めたのがキャリアのスタートでした。
その店ではみっちりと、でも楽しみながら技術を身につけることができたそうです。
まだお互いが若かった頃、渋谷という好立地にお店があった為、終電後まで遊び疲れたあとに、その店内で始発を待つということもやっていました。
その時の経験で店には大掛かりな機材があり、それを使って合鍵作成をしているというのがよく分かりました。
よく街にあるそういった店には、実は職人と呼んでもいい程の技術を身につけた方がきっといるのだと思います。
困った時の救世主のような職人さんだと感じました。